並行輸入車の検査と登録
はじめまして
あまり耳慣れない「並行輸入車検査」と「構造等変更検査」について書いていきます。
記念すべき第1回(^^;?はアメリカの車検証(正式には登録証)について。
アメリカから中古車を輸入して日本国内でナンバーをつけて公道を走れるまでには複雑な手続きを経なければいけません。
簡単に書くと
現地で車の購入
↓
輸出手続き
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船積み
↓
日本到着
↓
通関
(税関検査・消費税の支払い等)
↓
排ガス試験・ブレーキ技術試験
(年式によっては免除されます)
↓
日本の道交法に合わせた改善
↓
独立検査法人に書類申請
↓
国土交通省の支局、検査登録事務所に車輌を持ち込み検査
↓
検査合格
↓
登録ナンバー交付
という感じです。
車大国アメリカは日本のような車検制度はありませんが州によって登録証(タイトル)の色、大きさ、デザインが異なります。
カリフォルニア州の登録証がピンク色だったことから通称「ピンクスリップ」と呼ばれることが多いです。
「ピンクスリップ」でHなことを想像した方いませんか?いませんよね?(^^;
この「ピンクスリップ」や「タイトル」が日本の車検証や抹消登録証明書と同じように非常に大切です。
紛失してしまうと日本でのナンバー登録が不可能となってしまう可能性もあります。
ナンバー登録が可能でも大変な時間や年式によっては免除される検査に合格する必要もあり、費用や日数がかさみます。